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Cloudflare Pagesに独自ドメインを設定する方法|お名前.comからDNS移行・301リダイレクトまで
このブログは当初、Cloudflare Pagesのpages.devドメインで公開していました。その後、独自ドメインを取得し、Cloudflare Pagesへ接続して正式URLを独自ドメインへ移行しました。
この記事では、実際に行った流れをもとに、お名前.comで取得したドメインをCloudflareへ移し、Pagesへ接続し、旧URLから301リダイレクトするまでをまとめます。
今回の構成
- 公開元:Cloudflare Pages
- 旧URL:
*.pages.dev - ドメイン取得:お名前.com
- DNS管理:Cloudflare
- 新URL:独自ドメイン
なぜ独自ドメインへ移行したのか
pages.devでもサイト自体は問題なく公開できます。ただ、ブログとして長く運用するなら、独自ドメインの方がURLを覚えてもらいやすく、サービス移転時にもURLを維持しやすくなります。
今回は、Cloudflare Pagesの構成を変えずに、公開URLだけ独自ドメインへ移しました。
1. お名前.comで独自ドメインを取得
まずお名前.comでドメインを取得しました。今回の申込画面では初年度の取得料金が0円表示でしたが、キャンペーンや更新料金は時期によって変わるため、申込時点の表示を確認する必要があります。
追加オプションは必要なものだけを選び、Whois情報公開代行は無料設定を利用しました。
2. Cloudflareへドメインを追加
Cloudflareのダッシュボードから「ドメインを接続」を選び、取得した独自ドメインを追加します。
Cloudflare Pagesでルートドメイン(例:example.com)を使う場合、Cloudflare公式では、そのドメインをCloudflareのゾーンとして追加し、ネームサーバーをCloudflareへ向ける手順が案内されています。
3. 自動検出されたDNSレコードを確認する
Cloudflareは現在のDNSをスキャンして既存レコードを取り込みます。
今回の新規取得ドメインでは、お名前.com側の初期設定と思われるA、MX、TXT、大量のサブドメイン向けNSレコードが検出されました。
このブログでは独自メールや既存サービスを使っていなかったため、Cloudflareへ移す前に不要な初期レコードを整理しました。
注意:すでにメールや別サービスを使っているドメインでは、MX・SPF・DKIM・DMARCなどを勝手に削除しないでください。今回のような「新規取得直後で何も使っていないドメイン」とは条件が違います。
4. お名前.comのネームサーバーをCloudflareへ変更
Cloudflareから割り当てられた2つのネームサーバーを、お名前.com側の「その他のネームサーバーを使う」へ設定しました。
今回割り当てられたネームサーバーはドメイン固有の値なので、別ドメインで同じ値を使うものではありません。Cloudflare画面に表示された値をそのまま登録します。
変更後はCloudflare側で反映待ちになり、しばらくして「ドメインはCloudflareによって保護されています」と表示されました。
5. Cloudflare Pagesへ独自ドメインを追加
ネームサーバー反映後、CloudflareのWorkers & Pages → 対象プロジェクト → カスタムドメインから独自ドメインを追加しました。
Cloudflare Pages公式でも、PagesプロジェクトのCustom domainsから独自ドメインを設定する手順が案内されています。
検証中にCNAMEの作成を求められたため、Cloudflare DNSでルートドメインをPagesの*.pages.devへ向け、プロキシを有効にしました。
6. wwwをルートドメインへ301リダイレクト
www.example.comとexample.comの両方が別URLとして残るのを避けるため、www側をルートドメインへ301リダイレクトしました。
Cloudflare公式では、www用にプロキシされたDNSレコードを作り、リダイレクトルールを使う方法が案内されています。
今回の構成では、www用AレコードをプロキシONで作成し、301でルートドメインへ転送しました。
7. pages.devを独自ドメインへ301リダイレクト
独自ドメインが表示できても、旧pages.devがそのまま開けると同じ内容が2つのURLで存在する状態になります。
そこでCloudflareのBulk Redirects(一括リダイレクト)を使い、旧pages.devから独自ドメインへ301転送しました。
Cloudflare公式のPages向け手順では、次の設定が案内されています。
- 301
- Preserve query string
- Subpath matching
- Preserve path suffix
これにより、トップページだけでなく各記事URLも同じパスを保ったまま新ドメインへ転送できます。
8. canonical・OGP・sitemapを新ドメインへ変更
DNSが通っただけでは、サイト内部の正式URLは旧URLのままです。
このブログでは設定ファイルのサイトURLを独自ドメインへ変更し、ビルド時に生成される以下をまとめて切り替えました。
- canonical
- OGP URL
- sitemap.xml
- 構造化データ
- 内部の管理用掲載URL
9. 外部サービスの登録URLも変更
独自ドメインへ移行した後、利用中のサービスも新URLへ揃えました。
- Google Search Console
- Google Analytics 4
- Google AdSense
- Amazonアソシエイト
- A8.net
- 楽天アフィリエイト
特にアフィリエイトサービスは、リンクを掲載しているサイトURLの登録情報も確認しておいた方が安全です。
10. Search Consoleで新ドメインを確認
Search Consoleには新ドメインを追加し、新しいsitemap.xmlを送信しました。
また、旧URLから新URLへの301を設定後、アドレス変更ツールも確認しました。Google公式では、アドレス変更ツールは301などの移転準備を終えた後に使うよう案内されています。
今回、旧サイトはまだ十分にインデックスされていない段階だったため、最終的には新ドメイン側のURL検査とインデックス登録リクエストを優先しました。
実際に詰まったポイント
- 新規ドメインなのに大量のDNSレコードが自動検出された
wwwのリダイレクトルールがDNSレコード不足で警告されたpages.devからの301はBulk Redirectsでリストとルールの2段階設定が必要だった- Search Consoleでは過去のクロール結果が403でも、ライブテストでは正常になることがあった
特にSearch Consoleの403については別記事で詳しく切り分けます。
まとめ
- Cloudflare Pagesのルート独自ドメインではCloudflare DNSへ移す
- ネームサーバー変更前に既存DNSレコードを確認する
- Pagesのカスタムドメインを有効化してから正式URLを切り替える
wwwとpages.devは301で正規URLへ統一する- canonical・sitemap・Search Console・GA4なども新URLへ揃える
WordPress.comからCloudflare Pagesへ移行した全体構成はこちら
Cloudflare PagesをSearch Consoleへ登録する手順はこちら
参考情報
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